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人の視線誘導を考慮して伝えたいメッセージをすりこませる
前回の見込み客と良い関係を作り収益化する手法の記事では、0からビジネスを起ち上げる際のポイントとなる、見込み客や顧客とどのように良い関係を作るか?
についてお話ししました。
今回は、実際にホームページを構築する際のポイントを幾つかご紹介したいと思います。
実際に、本格的に説明するとなると、数百ページの本になってしまうほどの、情報やノウハウが蓄積されている部分ではありますが、今回はポイントを絞ってお伝えします。
実例で解説!売れるメインコピー画像の作り方
本来は、競合調査、競合分析などから始めるのですが、今回は実際のウェブサイトを見ながら、販売を高めるためのテクニックや工夫をご紹介します。
では、実際にパパっとホームページをサンプルに考えてみましょう。
まず最初に、人の視線はPCの左側に移ります。
ですから、一番伝えたい事は、左側に記載するのが一般的です。
そこで、メイン画像において、最も伝えたいポイントは何かを考える必要があります。
ただ、自分本位で考えるだけでなく、見込み客の関心事を調べる必要があります。
一つの例として、ヤフー知恵袋や教えてgoo!などの質問サイトに挙げられている質問を調べます。
調べた内容からわかる「見込み客の悩みや問題」と「自社の強み」を照らし合わせ検討します。
今回の、ケースでは、
- コストを安くしたい
- 簡単に自分で更新できる
- すぐに始められる
と言った部分を強調することにしました。
コストについても、ただ「コストが安いです。」と伝えても、この業界ではインパクトや差別化につながりません。そこで、コストについても、数字を使ってアピールします。
料金については、初期費用0円と月額3,980円の両方とも競争力のある数字ですが、「0円」というインパクトのある数字を強調することにしました。
人の視線を誘導しやすい顔写真でメッセージを読ませ続ける
とはいえ、できるだけ視線を右側にも移したいので、注目しやすい素材を配置します。
人の顔の写真は、視線を誘導しやすいモノとして、よく知られていますが、今回は人ではなく「犬」を使ってみました。
犬を使うと、パッと見で犬のサイトと間違えさせたり、訪問者を困惑させてしまうので、危険なのですが、ゴールデンにメガネをかけさせて、人間らしさを出しています。
まぁ、正攻法ではありませんね。
さらに、ここで犬に、綺麗なデザインのサイトを手に持たせることで、暗に「あなたもこういった綺麗なホームページを持てますよ。安かろう悪かろうのサービスではありませんよ!」というメッセージを持たせています。
かなり細かい芸ですが、犬が持っているサイトの中には、犬自身の顔写真を配置しています。
「僕でも、こんな綺麗な自分のサイトを持てたワン」とでもいいましょうか?(まぁ、さすがにそこまでは気づかないですよね。)
「更新が簡単なブログシステム」という、画像内のメッセージの裏付ける意味で、「ワープロソフトみたいに簡単に更新できる操作画面なんですよ!」というメッセージを写真を使って伝えています。
訪問者は、意識してそこまで見ていないでしょうが、「0円、安い、綺麗、簡単」というメッセージを無意識下に投げ込んでいます。
ホームページは、最初の数秒で決まる!
サイト訪問者は、アクセスした数秒間でサイトを閉じるか、読み続けるかの判断をします。
ですから、その数秒間のうちに、訪問者の関心事に突き刺さるメッセージを伝えます。
これが、売れるキャッチコピー画像の作り方の一つの例です。
まとめ
まとめると
- 最も伝えたい事は何か?
- 伝えたい事は、訪問者の関心事になっているか?
- 訪問者の関心事の中で最も伝えやすく、差別化をアピールできる自社のウリや特長は?
- (人の)顔の写真は視線を誘導しやすい、うまく活用しよう!
- あまり詰め込みすぎない。
の5つといったところですね。
ちなみに、すべてを強調すると逆に全部ぼやけてしまうので強弱をうまく使って、伝えたいメッセージをはっきりさせましょう!