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第2のクラウドサービス「KYBER」から学ぶ利益性アップの仕組み

2011年11月29日

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kyber

今日は、私が注目しているサービスのご紹介とそのサービスのビジネスモデルから、新規事業を立ち上げる上でのヒントをご紹介したいと思います。

目次

第2のクラウド「CROWD」

ご紹介するサービスは、「KYBER」というサービスです。

「KYBER」とは、ノートやホワイトボードに書かれた手書き文字、名刺、文字情報が入った写真などのイメージ画像の文字おこしをしてくれるオンラインストレージサービスです。

例えば、授業や会議でノートに書いた手書き文字を、スマートフォンなどで写真をとり、専用のオンラインストレージにアップすると、自動的に手書きのメモが文字データになって送られてくる。

いわゆるOCR(画像からの文字起こし)なのですが、その精度は異様に高いことが注目を浴びています。ほぼ完璧で、納品までも最速約90秒と異様に速いのです。

詳細は、こちらのASCII.jpの記事をご確認下さい。

OCR技術が進化しているとは言え、手書きの文字起こしは、非常に難しいのが現状。
では、KYBERではどのように問題を解決しているかというと、第2のクラウドと呼ばれている「CROWD」(群集)、つまり人海戦術です。

人とWEBサービスを効果的・効率的に活用することで、サービス品質の向上と低コスト化を図っています。

低コスト化?

「人海戦術によって、サービス品質の向上が図れるのはわかるが、低コスト化ってどのように実現しているの?人件費といものがコストの中で一番高いんじゃない?」

まさに、そのとおりです。

KYBERでは、中国に入力センターをもっているが、日本語が出来る人は10%に過ぎません。
日本語ができなくても、問題ない仕組みを作ることで、対応しています。

雇用もFacebookなどを使って雇用しているというのも驚きです。
ipadやiphoneさえあれば、作業ができるレベルにまで仕事を単純化することで、固定費を大幅に削減しています。

とはいえ、そうなると大変なのが、人の管理です。
私も外注などをやっていて、感じるのが人を管理するコストはバカにならないということです。

KYBERでは、効率的な作業管理を行うために、自動車メーカーが採用している管理システムを用いて、『いつ、誰に、どの仕事をしてもらえばいいか』をリアルタイムでチェックし、24時間体制で仕事を割り振る仕組みを構築しています。

この人の管理に一番ノウハウとコストをかけているということでした。

CloudとCrowd

KYBERのサービスとして実際に行なっている作業自体は、先進的なものでもなく、むしろ人海戦術ですから、古臭いと言えます。

しかし、顧客視点から見ると
「Crowd的な付加価値の高い今までに無いオンラインストレージサービス」
と言えます。

「自分には、新しい地術を生み出すことなんてできないよ!」
と諦めている方には、参考になるのではないでしょうか?

効率的な仕組みを作ることで、今までに無いサービス(今まではコスト的に難しかったサービス)を提供できるようになります。

効率的な運営管理により、ライバルとの差別化を生み出す

ニッチ戦略の基本方針は、ライバルよりも付加価値の高いサービスを作ることです。
大企業に比べて大量の取引を行えない可能性が高いので、一回の取引で大きな利益を生み出す商品・サービスによって、利益を確保するというものです。

とはいえ、付加価値の高い商品・サービスを開発するのも簡単ではありません。

そこでヒントになるのが今回のお話です。
「WEB・IT」+「知恵・仕組み」によって、低価格路線でも戦える体制を作れるのではないか?というお話です。

仮に、低価格商品で利益がでなくても、バックエンドの仕組みを作ることで、ビジネス全体として利益を出す方法もあるわけです。

小さな会社が低コスト体制を作るためには

では、小さな会社の低コスト体制を作る上でのヒントをご紹介ます。

結論から言いますと、局所的な資源集中と効率化です。
例えば、ライバル企業が1人で行う業務に対して、2~3倍の人数を集中的に投入して戦う方法です。

例えば、自社よりも大きな企業だとしても、局所的には人数が少ない部分を見極めて、その部分では効果的・効率的な業務を行う仕組みを作ります。

徹底的な、マニュアル化・システム化などをおこなって、ライバルに対して、2~3倍ではなく、4~9倍の効果を出すようにします。
(ランチェスター戦略第二の法則といったところです)

作業が効率的になれば、それだけ低コスト化が可能になるわけです。
その際に、異業種からヒントを得ることもできます。
KYBERでは、自動車メーカーからヒントを得ました。

低コスト生産体制によるホームページ製作

少人数でも効率的な仕組みを作り、局所的な部分でライバルよりも効率的な仕組みを作ることで、低コスト運営を作るという点では、弊社が提供している「パパっとホームページ」も同様です。

「ホームページの器を作る」という局所的なポイントに、複数人数で効率的な作業フローとプログラムによるコンテツの作り込みを実現しています。

作業工程を低コスト化することで、「ロゴ作成」「画像製作」といった従来のサービスでは価格的に無理であった付加価値提供まで提供できるサービスに成りました。

KYBERを使った効率化ビジネスのアイデア

ビジネスモデルの概念的な話だけでなく、ここで、ひとつのビジネスのアイデアをご紹介したいと思います。

どのようなビジネスアイデアかといいますと、「クラウド型記帳代行サービス」です。

お客さんは、自社の領収書や銀行通帳の写真をとって、KYBER上にアップします。
記帳代行会社は、デジタル化されたデータを読み込んで、会計ソフトに一気にインポートしてしまいます。

データの読み込み仕組みを工夫すれば、うまく会計ソフトにインポート出来るようになるはずです。
入力作業の時間を解消することが出来ます。

チェック仕組みやデータの整形の仕方などを工夫すれば、かなり低コストサービスになるのではないかなと考えています。

実は、私自身、4~5年前に領収書をデータ化させて電子データのみで処理する記帳代行サービスを企画・運営していたことがあります。
いくつか問題があってやめてしまったのですが、KYBERのようなサービスがあれば、工夫次第でうまくいくかも知れませんね。

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カテゴリ: 事業アイデアタグ: ニッチ戦略, ビジネスアイデア

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