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ホームページ運営に欠かせないコンバージョンの把握・分析
目的でホームページ運営を行う場合は、ホームページが収益につなげるひつようがあります。
ネットショップだけでなく、ホームページで問い合わせや見積もりを受けて仕事につなげている方も多くいらっしゃいます。
しかし、多くの場合、
- なぜ問い合わせがあったのか?
- どのキーワードで検索した人から問い合わせがあったのか?
といった原因を把握できていません。
原因を把握できていれば、さらに問い合わせや注文を増やすための対策をとることができるのですから、非常にもったいないことをしています。
Google Analyticsを使えば無料で設定できる
問い合わせや注文などのウェブサイト上から獲得できる成果(コンバージョン)を把握することは、難しいように思えますが、Google Analyticsであれば、無料で設定可能です。
ここでは、Google Analyticsで問い合わせや見積りなどのフォームのサンキューページをコンバージョンとする簡単な設定をご紹介します。
サンキューページをコーンバージョンページとして設定する
Analyticsにログインしコンバージョンを設定したいプロファイルの編集をクリックします。
プロファイル設定画面で以下をクリックして、コンバージョン目標を設定してください。目標は各プロファイルごとに5×4つまで設定可能となっています。
(カスタムレポートのコンバージョンで選択できるのはセット1の目標1~4まで)
コンバージョン設定
以下を参考に設定してください。
- 目標名:任意の名前(例:お問い合わせ)
- 目標の位置:どれでもよい。セット1の目標1でOK。
- 目標タイプ:URLへのアクセス
- 目標URL:サンキューページのURL
あとの項目はデフォルトのままでOKだと思います。
目標プロセス設定
ユーザがサンキューページに到達する前に経由するページの情報も取得したい場合には、目標到達プロセスの「はい、この目標の目標到達プロセスを作成します」をクリックします。
サンキューページに向かうまでにステップとなるページが複数ある場合には全てのページをステップとして追加してもOKです。
例えば、問い合わせフォーム→問い合わせ確認画面→問い合わせ完了画面
の3つの流れがある場合は、
もちろん目標URLは、問い合わせ完了ページです。
そして、以下のようにステップを追加します。
ステップ1 問い合わせフォーム
ステップ2 問い合わせ確認画面
これで、すべてのプロセスの流れを確認することが出来ます。
コンバージョンの確認
先ほどの「コンバージョン設定」で設定したコンバージョンが実際に発生した時点で、Google Analytics側にコンバージョンが把握されます。
コンバージョンの数だけでなく、コンバージョン率なども把握できます。
また、目標到達プロセスでステップを追加した場合には、「目標到達プロセス」でステップページからサンキューぺージまでの遷移情報を確認することが出来ます。
上図の場合、資料請求ページに178人がアクセスして、そのうちの77人が実際に資料請求を行ったことがわかります。コンバージョン数は、77で資料請求ページのコンバージョン率は、43%ということがわかります。