自分の書いているブログのアクセス数は気になりますよね。
特にビジネスでブログを運営している人は、集客のためにブログをやっているわけですから、アクセス数を気にしなくてはいけません。アクセスアップに良いと言われる方法をいくつも試している人もいるでしょう。しかし、それでもアクセスが上がらない、むしろ減っている、または順位が下がっていくなどの傾向が見られたら、もしかしたら、「やってはいけないこと」をやっているのかもしれません。
今回の記事は、「やるべきこと」ではなく、「やってはいけないこと」に焦点をあてていきます。ブログのアクセスに関して悩んでいる人は、ぜひご一読ください。
目次
1:ブログのアクセスが上がる経緯
では、やってはいけないことを説明する前に、ブログのアクセスはどのように上がっていくのかについて、一度確認していきたいと思います。
1-1:検索エンジンからの評価が上がる
Googleを始め検索エンジンからの評価が上がれば、検索結果上位に表示されます。上位に表示されれば、アクセスは集まります。特に、ビッグキーワードの上位に表示されるようなサイトではコンスタントな多数のアクセスを望めます。それでなくても、月間である程度検索する人がいるキーワード(キーワードプランナーなどで調べると分かりやすいです。)で5位くらい、最低でも1ページ目までに表示されていれば、ある程度のアクセスが望めるでしょう。
1-2:拡散してくれる人がいる
今はSNSが発達しているので、記事自体を拡散できる方法がたくさんあります。数人が拡散すれば、その数人の友人がまた拡散し、そのまた友人が…というように拡散されていき、アクセス数は驚くほど跳ね上がります。ここから、見込み客として取り込めるかは、コンテンツの内容などによりますが、アクセスアップに大きく貢献するツールであることは間違いありません。はてブされること、Gunosyに取り上げられることなども拡散ツールとしては有効です。
1-3:読者が増える
ブログを運営していると、どんどん読者数が増えていきます。読者が増えることで、アクセス数は安定して上がっていきます。また、見てくれる人が増えれば、検索エンジンも優良サイトだと判断してくれる場合も多く、順位も上がる可能性もあります。読者=見込み客です。読者数が増えることはメリットがありますが、読者は増やそうと思っても、自分の思い通りに増えるものでもありません。とりあえずアクセスアップし、そこから見込み客になるユーザーに読者になってもらうことが近道になるでしょう。
以上のような経緯でアクセスアップしていくわけですね。つまり、Googleなどの検索エンジンも含めユーザーが主体ですよね。アクセスアップしないブログには、これらユーザーの行動を喚起する何かが足りない、またはユーザーが嫌う何かをやってしまっているということです。
2:ブログで絶対やってはいけない事とは
では、ユーザーに嫌われる、ブログで絶対にやってはいけないことの解説に入ります。個人のブログではあまり気にしないことでも、ビジネスのブログでは嫌がられる場合もありますので、それらも合わせて書いていきます。
2-1:他の記事を丸々コピーする
日記ブログであれば、それほど問題にはならないかもしれませんが(やらないのはルールですが)、ビジネスブログでは信頼感が失われ、致命的になりかねません。しかし、他人のブログや記事の中で使いたい文章や考えは多くあるでしょう。その際には、コピペしたら、引用したと明記する、または自分の考えをプラスした記事にしたり、参照しましたと報告するなどします。
2-2:文字数を増やす為に意味のない文章を増やす
文字数が多ければいいと思っている人がいます。そのために、意味のない文章を増やしたり、全然違う話を長々書いてしまったり。そのような文章はユーザーが混乱したり、飽きたりします。短くても質の高いブログはたくさんあります。文字数を考えるより、内容を充実させることに力を入れましょう。
2-3:間違った情報をいつまでも掲載している
いろいろな情報が錯綜していて、何が正しい情報なのか分からないときもあります。そんな時に、間違った情報を書いてしまうことがあるかもしれません。気を付けなければならないのですが、仕方のないことでもあります。しかし、間違った情報を掲載したと気づいたときにはすぐに謝罪、訂正するようにしましょう。いつまでも間違った情報を載せておけば、ユーザーからの信頼感が失われてしまいます。
2-4:いつも自慢ばかりする
人の自慢はいつも聞いていて、気持ちのいいものではありません。自慢にしても、自分なりの考察やそこに至る経緯など、ユーザーがその自慢することについて学ぶことができればいいのですが、ただ自慢ばかりをするブログには読者は付きません。自慢するほどのことをたくさん持っているのは、素晴らしいことですが、ほどほどにしておきましょう。
2-5:人や記事の誹謗中傷をする
特に、人や記事を特定されるような誹謗中傷の仕方は、受け入れられません。意見として書くならばいいですが、完全に悪口になってしまうと、ユーザーは離れていきます。炎上などすれば一時的に大きなアクセスは望めますが、ビジネスにつながることは無いでしょう。
2-6:ビジネスブログにアダルトやギャンブルのブログを書く
これは特にビジネスブログに関していえることですが、ギャンブルやアダルト系はあまりいい印象を持たれません。もし、書きたいのであれば、独立させておきます。ビジネスのブログにはリンクも貼らないようにします。
2-7:変な写真、評価が分かれるような写真を掲載する
画像や写真は使った方が、メリハリもつきますし、お勧めします。しかし、人の評価が分かれるような写真や、気分が悪くなる人が出る可能性のある写真は避けましょう。画像や写真は効果も大きく、良い印象が残る場合も多いですが、逆に悪い印象がユーザーの中に残ってしまう場合もあります。
2-8:色やデザインがオリジナリティ溢れすぎてる
ブログがネット上に数多くあり、他の人との差別化という意味では、変わったものもOKです。しかし、あまりにオリジナリティが過ぎると、ユーザーが引いてしまいます。また、ビジネスブログは、自分の好みなどを反映させるものでなく、会社イメージなどに合わせた色やデザインにすることをお勧めします。ブログ、特にビジネスブログは文章を読んでもらうためのブログですので、他の部分は少し控えめでもいいと考えます。
2-9:見出しや段落が無くだらだらと書いている
見出しも改行もなく、ずーっとつながっている文章はとても読みづらく、読む気を無くします。段落や見出しのつけすぎもよくありませんが、3~5個程度の見出しは付けてメリハリをつけるようにしましょう。
2-10:誤字脱字が多い
ビジネスブログの場合には、特に会社の信頼度に関わることになりますので、注意が必要ですし、何よりユーザーのストレスになります。必ず誤字脱字はチェックしてからアップしましょう。
2-11:専門用語を使ったり、難しい言葉が乱立している
知識が多く、頭もいい人なのだと思います。しかし、ブログは不特定多数、ビジネスブログの場合は見込み客になってもらう人に読んでもらうのためのものです。自分や自分の周りの人が知っているからと言って、大多数の人が知っているとは限りません。ブログは誰が読んでも理解できるような言葉で分かり易く書くのが重要です。腰を据えて本を読むようにしなくては読めないブログではなく、隙間時間などにサッと読めてなおかつ役に立つというのが、アクセスアップしやすいブログです。
同様に、難しい漢字をやたらと使うのも避けましょう。
2-12:宣伝やアフィリエイト目的で書いているのがバレバレ
やたらと勧誘してきたりするブログに対しては、ユーザーは拒否反応を示すことが多いです。たとえ、それが目的だったとしても、段階を踏むことが重要です。それにアクセス数が無いころから、宣伝をしても見込み客を多く取り込めませんので、やるならばある程度のアクセスが出てきたら考えるくらいで良いと思います。しかし、できればアフィリエイトなどはやらない方がいいでしょう。
2-13:コメントを受け入れないようにする
コメントを書いてくれる人は、興味を持ってくれた人です。わざわざブログを読んで時間を割いてコメントを書いてくれているのですから。大事な見込み客になる人です。また、ユーザーとコミュニケーションを取れる場でもあります。厳しいことばかり書かれるからなどの理由でコメント欄を閉鎖してしまった人はすぐに再開してください。意見を言われたら、それに対して真摯にこたえることで、ユーザーとの信頼感が生まれていきます。
2-14:ブログのタイトルに何のキーワードも入っていない
ここで言うブログタイトルとはブログ自体のタイトルですが、このタイトルに何のキーワードも入っていないとユーザーが何のブログか分かりません。できれば印象的なタイトルに、せめてキーワードを入れた文章にしましょう。ブログ名でリンクされることも多いですので、タイトルも重要です。
例えば「○○の日記」などのタイトルであれば、「6か月でアクセスを5倍に増やした○○の日記」や「△△の販売50年の○○が書く、△△に関する全てが分かる日記」など具体的な言葉を入れることです。
2-15:タイトルと記事の内容が全然違う
キーワードを入れることを重要視するあまり、記事タイトルと記事内容が大きく違うブログを見かけます。これは意味がありません。せっかくタイトルで読もうと訪問してくれた見込み客を、あっという間に手放す行為です。また、キーワードを入れすぎて不自然になってしまうのもダメです。
2-16:ただの日記
日記ブログならばいいのですが、ビジネスブログだとこれはあまり喜ばれません。ユーザーが求めているものとは違うからです。ネタが無い時にやりがちですので、注意しましょう。日常を書くのが悪いと言っているわけではありません。独自の目線で人とは違う何かを感じられるようなブログ、自分の会社やサービスに結び付けられるような結論にするなど、工夫をすることで「ただの日記」からの脱出が図れます。
2-17:更新が長く滞っている
更新数は重要です。更新されていないブログの価値は日が経つほど下がっていきます。ブログは積み重ねが肝心なのです。地道な努力がアクセスにつながるのがブログなので、大変だとは思いますが、頑張って更新しましょう。
2-18:コメントスパムをする
他ブログにコメントするときに自分のブログのリンクを貼ったりする、しかも何回も。これは本当に迷惑行為ですので、絶対にやめましょう。これで良い印象を持たれることはまずありません。
2-19:カテゴリがなく全部一緒
ブログの記事が多いにも関わらずカテゴリ分けをしておらず、全部「ブログ」にしている人がいます。これは親切ではありません。検索エンジンからあるキーワードに引っかかってきてくれたユーザーが他の関連する記事も読みたいとなったときにカテゴリ分けされていないと、探さなくてはいけません。これでは読者になってもらうことはできません。カテゴリはキーワードと認識されますので、SEOのためにもカテゴリは作成しておきましょう。
2-20:ボタンとかも配置されておらずユーザーを迷わせる作り
拡散したいと思ったときに、ボタンが配置されていなかったりすれば、面倒になりやめてしまいます。Facebook、Twitterくらいは最低限用意しておきましょう。
3:まとめ
いかがでしたでしょうか。ユーザーのことを考えたブログ作りが安定したアクセスアップにつながります。上記の項目で、もし自分のブログにあてはまっているものがあれば、それはユーザーや検索エンジンに敬遠されている恐れがあります。記事を削除したり、修正したりしてアクセスが取れるブログに作りかえていきましょう。
この記事が、アクセスが安定して取れるブログを作る参考になれば幸いです。
4:参照記事
今回は、こちらの記事を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
「ENJILOG」
今年こそブログを書きたい初心者ブロガーへ贈る6+2のアドバイス
「ゆとり世代のブログ運営論」
パワーブログ化の必須条件!アクセスアップするための13の戦略
「SWAT9」
ブログ開設時にアクセスアップを加速させる設定と記事の更新方法13個
「markelog」
【初心者向け】ブログアクセスアップの方法!12のチェックリスト
「commteblog」
ズルイくらいに凄い!アクセスアップのコツ30
「マーケスタイル」
【7つのコツ】ブログで始めるコンテンツマーケティング
「デマこい!」
最後までブログ記事を読んでもらう方法
「コウモリの世界の図解」
読まれる文章には、「わかりやすさ」と「おもしろさ」、どっちが大切?
「Naifix」
ブログ初心者が最低限覚えておくべきブログの書き方10ケ条
「exfreeterのブログ」
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「Book of Enok」
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「WP SEOブログ」
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「独りぼっち研究室」
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ひとり勝ちニッチ編集部
山口