目次
今は無名だけど、広告費をかけずにお客さんがたくさんやってくるようにしたい
ブログを始めたり、ホームページを作る人の多くは、自分のブログやホームページが人気メディアに育つことを願っています。
毎日のアクセスが日々増加し、TwitterやFacebookm、Google plusでも話題になり、メルマガリスト(読者)が毎日大きくなっていく、そんな状態を願っています。
新しい情報を載せれば、すぐに反応が返ってくる。
言わば、その業界のちょっとした有名人になりたいと思っている人は多いでしょう。
とはいえ、個人・中小企業の多くがそれほど広告費をかけることはできません。
まして、販売のための広告費ならともかく、ブランドやメディアを育てるために広告費をかけるのは難しいという方は多いです。
- メルマガリストもない
- ソーシャルのつながりもほとんどない
- もちろん、広告予算もない
この状態からどうやって強いブランドを作っていけばよいでしょうか?
以前の私の経験と海外の事例、とくにコンテンツマーケティングのエッセンスを中心にアイデアをご紹介します。
コンテンツを作れ!
本来のブランディング論であれば、「どのようなブランドになりたいのか?」というブランドのコンセプトから説明するところですが今回は省きます。(省きますが、重要なポイントです。)
やるべきことは、以下の3つです。
- STEP1:コンテンツを作る
- STEP2:人を集める
- STEP3:信頼と信用を高める
特に重要なのが「コンテンツ」です。
なぜ、「コンテンツ」が重要かというと、多くの場合人は「コンテンツ」を通して知られるようになるからです。
誰しも、理由もなく他の人に注目することはありません。
何かしらの注目すべき理由が存在します。
その、注目すべき理由を与えるのが「コンテンツ」なのです。
例えば、
- ノーベル生理学賞・医学賞を受賞した山中教授は多くの論文というコンテンツが評価されて受賞しました。
- 有名なブロガーの多くも「コンテンツ」を出し続けています。
- 人気メルマガを運営している人もメルマガを登録したいと思わせる「コンテンツ」があります。
このように多くの場合、人はコンテンツを介して他の人を知るようになります。
ですから、良いコンテンツを配信することで他の人から好意や信頼を得ることが出来ます。
無名のストリートアーティストのコンテンツマーケティング
さて、Shepard Fairey という人物をご存知でしょうか?
「Obey」というプロジェクト名で有名になったアメリカのストリートデザイナーです。
この顔のモデルはフランス人プロレスラー「アンドレ・ザ・ジャイアント」。
ニューヨークの街じゅうにこの「OBEY」のステッカーをベタベタ貼っていたようです。
今では、有名なブランドとしてデザインしたアパレルやグッズの販売でも成功を収めています。
彼がやっていたのも、コンテンツマーケティングです。
それは、彼のインタビューからもわかります。
いつもギャラリー用のポスターを作る時に、あえて少し多めにプリントして、それらをストリートに張りに行くんだ。また上質なポスター紙を使う事で高級感を出し、注文が入ってからプリントして売っていた。当時はまだ僕のアートの需要が低かったから、その方が効率が良かったんだ。
ストリートに張りに行くというのは、法律違反なので問題ですが、ポイントはストリートにゴミを出していたのではなく、コンテンツを配信していたということです。
さらに、彼はアメリカ大統領選挙にてこんなポスターを自発的に作りました。
で、このポスターがどんな効果を生み出したかというと
制作と同時に飛ぶように売れ、国じゅうに貼られまくった。
街角で見かけるだけじゃなく、
TVニュースの画面でも、必ずどこかで映り込んでいるので
家の中にいても、イヤでも目に飛び込んでくる。
オバマを勝たせたポスターとして、フェアリーの「HOPE」は
アメリカの歴史に刻まれた。
誇張でもなんでもない。
年明けにはなんと、スミソニアン博物館/
ナショナル・ポートレート・ギャラリーに
永久所蔵してしまったんだから!
ワシントンDCのスミソニアン博物館というと
エスタブリッシュメントの象徴であり、
そこの肖像画美術館のパーマネント・コレクションに加わるということは
国レベルでの名誉そのものだ。
詳細は、引用元を確認していただくとして、ポイントは「コンテンツ」を売ることに使うのではなく、信用や権威、ブランディングに活用したということです。
無名の学生のストリートアーティストがやったことは、「コンテンツ」を配信し続けたことです。
しかも、他の人の関心事に沿ったコンテンツを配信したことです。
STEP2:人を集める
コンテンツマーケティング、特にネットでのコンテンツマーケティングは、検索とソーシャルによるアクセス誘導がメインです。
どちらにも共通するのが、時間をかけて徐々に増やしていく必要があるということです。
短期間で増やすには、広告を使ってアクセスを集めるというのが一般的です。
広告を出して、見込み客リストを集める場合には、見込み客リストに資料請求してもらうための、資料コンテンツが必要になります。
人を集めるというテーマは、別途深く掘り下げておく必要のあるテーマですので、別の機会に記事にしようと思います。
STEP3:信頼と信用を高める
売上を上げるためには、「信用・信頼」は欠かせません。
誰も、信頼できな人からモノを買いたいとは思わないからです。
では、どうやって信頼を高めるのか?
ここまでこの記事を読んで下さった方であれば、お分かりだと思いますが、「質の高いコンテンツを提供すること」で信頼や信用を高めることができます。
とはいっても、そんなに時間をかけられないというのが一般的ですよね。
ということで、今回copyblogger.comより「49 Ways to Gain the Trust and Loyalty of Your Audience」という記事から見込み客の信頼を得るために出来る事をご紹介します。
ここで、紹介するポイントからも信頼を獲得するアイデアを得て下さい。
権威として見込み客の良い評判を生み出す
copybloggerでも、信用を得るためのポイントの一つに「creating and sharing useful content」つまり、有益なコンテンツを作り、共有することが重要だと述べています。
信頼を得るために出来る方法の一つは、あなたが持っている知識やスキル、経験を共有することです。
他の人の役に立つどのような知識やスキル、経験をもっていますか?
その業界の権威となるように良い評判をえるための方法をご紹介します。
ちなみに、原文とはちょっと趣旨を変えています。
- 違うことを行う
- 独自の主張を持つ
- コンテンツを作り出す
- ストーリーテラーになる
- 役に立つ
- 読者を増やす
- 引用を使う
- 専門家にインタビューをする。
- 推薦お声をたくさん集める
- 実績をします。
- 他サイトのゲストライターとしてコンテンツを提供する
- 売り込みばかりしない
- 期待をうわまわる
- 好奇心を旺盛であリ続ける
- 他の人に関心を示す。
- 素の自分を出す
- 情熱的である
- 耳を傾け、観察する
- 関係性を築く
- パーソナリティをだす
- 対話的である
- 寛大である
- 謙虚である
- 公明正大である
- メルマガを始める
- 他の人やモノを紹介する
- イメージを刷り込ませる
- 役に立つ意見や情報を提供する
- 責任感のある行動をする
- 知ったかぶりはしない
- プロとしての最低限のデザインを維持する
- 独自ドメインで運営している
- 信用できるレンタルサーバーを使う
- 誤字脱字はしないように
- コピーライティングを勉強する
- 良いロゴも作りましょう。
- プロがとった顔写真を使う
- 返金保証をつける
- 信用を高めるシンボルを活用する
- 社会的証明を示す。
他人の真似ではなく、異なることを行い際立った存在になる。
ユニークな存在として独自の主張を持つ。
非常に役に立つチュートリアルを作る。最高の質のレポートを作る。どこにでもあるような無料レポートだとあなたのことを覚えてもらえません。基礎をまとめた基盤となるコンテンツを作る。あなたが何の専門家として知られたいのかを明確にして、そのテーマのコンテンツを作ります。
人は、単なる情報ではなく、物語・ストーリーで覚えます。ですから、記憶に残るストーリーを語ることでユーザーの記憶に残ります。
読者の抱える問題を解決するようなコンテンツを作ったり、紹介したりします。
RSSリーダーやメルマガ読者があなたのコンテンツを広めてくれる存在になります。
自分が信用が低い時には、信用のある情報を引用してあなたのコンテンツを信用性を高めます。
他人の権威を有効活用しましょう。
自分ですごいと言うよりも他人から推薦されている人のほうが信用されます。
実績や事例を示すことで、信用を高めることが出来ます。事実には力があります。
海外ではよく見かけますが、他のサイトに記事を提供します。そうすることで、あなたの知名度が非常に広がります。
売り込みばかりスのではなく、役に立つコンテンツで「教える」ことに集中します。「教える」方が売上に貢献します。
非常に役に立つことを行い、見込み客を驚かせる。
沢山学び、より多くのことを共有します。
信頼出来る誠実さを示す
信頼関係を構築するには、人柄も関係してきます。
あなたが、誠実で信頼するべき人間であることを知って貰う必要があります。
信頼関係を培う上で、ソーシャルメディアは効果的なツールです。
信頼関係を培っていく際にポイントとなる点をいくつかご紹介します。
自己中は嫌われますよね。誰からも信用されません。
まぁ、嘘で自分を作ってもボロが出ます。そんな人は信頼されません。
人によるでしょうけど。ただ、本当に見込み客の事に関心をもってないと信頼されないですよね。
まずは、マーケットの意見をしっかりと聞くことです。
質問をしたり、質問を受け付けたり、アンケートをとったり、相談に応じたりして関係性を築くように努力します。
人は、個人的な性格や特質に共感する生き物なので、できる限り個人を前面に出しましょう。個人が相手してくれる場合と「企業」からのメッセージを受け取るのでは親近感が全然違います。
あなたが、一人の個人であることを示します。個人的なやり取りがあるのと無いのとでは相手の心証は全然違います。
これは、成功の秘訣です。
横暴な人の話は聞きたくありません。ただ、日本人ってやたら偉そうな人をカリスマとして崇める傾向が強いかも。
ちょろまかしたり、自分だけ得するようなやり方をする人は信用されませんね。
ソーシャルメディアだけでなく、メルマガなど複数のメディアを使うことでコミュニケーションの相乗効果を狙います。
特に、見返りなしで紹介する人は信用されます。あ、アフィリエイトかぁと思われると疑われるじゃないですか。
ソーシャルメディアの写真も決まったものを使い続けます。そうすると、見込み客の右脳に記憶を刷り込ませることが出来ます。イメージで覚えてもらうことは重要です。
ソーシャルメディアでは、宣伝するというよりも役に立つ情報を提供するなどして、コミュニティを盛り上げる事に集中します。そうすることで信頼されるようになります。
必要なときは、謝罪することも重要です。
知らないことを知らないという。それも信用を得る方法です。
信頼されるべき要素を増やす
copybloggerでは、プロフェッショナルなウェブサイトを持つことの重要性も伝えてます。
内容も信頼出来るものかどうかを見返してみましょう。
あなたの信用性を高める内容になっていますか?
ということで、あなたの信用性を高める方法もご紹介します。
素人の臭いが漂うようなホームページだと、敬遠しますよね。
さすがに、無料ブログだけだとちょっと不安ですよね。業種によってはアメブロで問題ないという人もいますが。
あまりに思いサーバーを使っていると信用を下げる事になりかねません。
自戒の意もこめて。
とりあえず、退屈させない文章を描くように努力しましょう。見出しを気をつけるとか。
ロゴは無視できないポイントです。
これが、やはりプロに撮ってもらうと違うんです。
これは、ダイレクトマーケティングを勉強した人なら、定番ですね。
セキュリティ系のシール、SSLシール、資格や認定証のシールやバッチ、ロゴは使いましょう。
お客さんの声やメディア実績とかですね。最初にでてこないといけないポイントですね。
見込み客に信頼される前に最も信頼されるべき相手とは
それは、自分自身です。
自分のことを信用出来ない人、自信がない人に誰も信用できません。
とにかく、実践を繰り返して自信を深めましょう。
自分に出来る自信の無いことは言わないようにしましょう。
その自信の無さは、見抜かれます。
まとめ
あなたの信頼性を高めて、他の人に認めてもらうためのアイデアをご紹介しました。
これを全部やれば、あなたは自分の専門分野の権威として認められる存在になるでしょう。
とはいえ、すぐに全部は出来ませんよね。
1つずつ、着実に実行していきましょう。
ということで、まず私と関係を培っていく事はいかがですか?
お勧めは、
こちらから質問をすることで、無料相談でコミュニケーションを培えます。
次は、
あとは、FacebookやGoogle plusで私にコンタクトして下さい。
私が嫌だったら、別の人にコンタクトしてみて下さい。
まずは、行動を起こすことから始めてみましょう。